売り方
トラックを少しでも高く売るための段取り|書類・整備記録・時期
※この記事にはアフィリエイト広告(成果報酬型広告)を含む場合があります。確認日:2026年10月27日
結論
- 査定額は、業者・時期・車の状態で変わります。「こうすれば高く売れる」と言い切れる方法はありません。売る側ができるのは、評価の材料をそろえることと、見積もりを同じ物差しで比べることです。
- 査定の前に、車検証、点検整備記録簿、取扱説明書、スペアキー、リサイクル券、架装の点検記録を集めます。修復歴や故障など、知っていることは査定のときに伝えます。
- 時期は、自動車税の基準日(4月1日)、車検の満了日、NOx・PM法の使用期限を見て決めます。見積もりは2社以上から取り、提示額ではなく手元に入る額で比べます。
査定の前にそろえるもの
| もの | なぜ用意するか |
|---|---|
| 車検証 | 型式、初度登録年月、車両総重量、備考欄(NOx・PM法の適否など)を業者が確かめる |
| 点検整備記録簿 | いつ、どんな点検・整備をしたかを示せる |
| 取扱説明書 | 次の持ち主が使うときに必要。DPFの手動再生の手順なども載っている |
| スペアキー | 鍵の数を聞かれることがある。そろっているかを先に確かめる |
| リサイクル券 | 環境省は、車検時や使用済みで引き渡すときに必要なので大切に保管するよう案内している |
| 架装の点検記録 | クレーンの定期自主検査の記録、冷凍機の点検の記録など。装置が動くかどうかの裏付けになる |
点検整備記録簿は、国土交通省の案内では、3か月・6か月ごとの点検の対象車は1年、1年ごとの点検の対象車は2年の保存とされ、できるだけ長く保存することが望まれています。事業用のトラックは3か月ごと・12か月ごとの定期点検の対象です。残っている分を、年の順に並べておきます。
架装ごとの見られ方は架装別の売り方、売るときの書類はトラック売却に必要な書類で説明しています。
査定のときに伝えること
- 修復歴・事故歴:国民生活センターは、知っていることは査定のときに伝えるよう呼びかけています。正しく伝えていれば、契約後にそれを理由とした解除や減額に応じる必要はないとしています。
- 故障・警告灯:DPFや尿素SCRの警告灯がつく場合は、その内容を伝えます(DPF・尿素SCRが故障したトラック)。
- ローンの有無:所有者がローン会社の名義なら、所有権の解除が必要です(ローンが残っているトラックを売るには)。
伝えた内容と、その上で出た提示額は、書面やメールで残しておきます。
売る時期の考え方
| 見る日 | 手取りへの関わり | くわしく |
|---|---|---|
| 4月1日(自動車税の基準日) | 4月1日の所有者に1年分の自動車税がかかる。3月中に名義変更が終わるかどうかで、誰に課税されるかが変わる場合がある | 自動車税は戻る? |
| 車検の満了日 | 車検を通す費用と、車検が残ることで上がる額を比べる | 車検を通してから売る? |
| NOx・PM法の使用期限 | 期限が近いほど、対策地域で使いたい買い手は減る | 使用期限チェック |
| 次の車の納車日 | 引き渡し日と代わりの車の手配を合わせる | 下取りと買取の違い |
「業者の決算期は高く売れる」という話がありますが、この記事では、それを裏付ける公的な資料は確認できていません。時期は、上の表のような、手取りにはっきり関わる日を基準に決めると考えやすくなります。
PRトラックの無料査定
複数の見積もりを手取りで比べる
見積もりを取ったら、次の項目をそろえて書き出します。提示額が高くても、差し引かれる費用が多ければ手取りは少なくなります。
| そろえる項目 | 確かめること |
|---|---|
| 提示額 | 税金・預託金を含んだ額か |
| 引き取り・手続きの費用 | 提示額から引かれるか、無料か |
| 自動車税の未経過分 | 提示額に含むか、別に払われるか |
| リサイクル預託金 | 提示額に含むか、別に払われるか(リサイクル料金) |
| ローン残債 | 誰がいつ精算するか |
| 振込日・減額の条件 | 引き渡しから何日で振り込まれるか。契約後に減額される条件があるか |
国民生活センターは、車の売却はクーリング・オフの対象外とし、キャンセル条項を契約前に確かめるよう呼びかけています。査定の場ですぐ契約せず、見積もりがそろってから決めます。見積もりの取り方は一括査定と1社ずつの査定、業者の確かめ方は買取業者の選び方で説明しています。
よくある質問
Q. 売る前に傷やへこみを直したほうがよいですか?
A. 修理費のほうが査定の上がり幅より大きくなる場合もあります。先に「今のまま」の見積もりを取り、修理するかどうかはそのあとで比べます。
Q. 点検整備記録簿をなくしました。
A. 残っている分だけでも用意します。整備を頼んでいた工場に、記録が残っていないか問い合わせてみてください。
Q. 法人のトラックでも同じ段取りですか?
A. 基本は同じです。緑ナンバーの車は運輸支局での手続きもあります(緑ナンバーのトラックを売るとき)。売却損益は売却損益と減価償却を見てください。